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「スーパーマリオも寄る年波に勝てず 任天堂 営業赤字見通しの裏側」という記事を読んだが、米国に暮らす私の印象は少し違う。少なくとも米国では、Nintendo 3DS は「スマートフォンやソシアル・ゲームに負けた」のではなく、「iPod touchとAngry Birdに駆逐された」という表現の方が実感に近い。
去年の夏ぐらいから、任天堂が得意とする6〜12才ぐらいの子供たちが遊ぶデバイスが、Nintendo (3)DSから、iPod touch へと目に見えてはっきりと置き換わって来たのだ。そんな親に聞くと、ほとんど決まって「私の iPhone でAngry Bird を遊びたがって、返してくれないので、しかたがないから iPod touch を買い与えた」という答えが返ってくる。
iPhone がなければ Angry Bird は生まれなかっただろうことを考えれば、間接的には「スマートフォンに負けた」と言えないこともないが、直接的な原因は、「親が子供に最初に買い与える携帯ゲーム機」としての地位を iPod touch が奪ったことにある。それも無料もしくは高々1ドルで買う事のできる Angry Bird がキラーアプリとして作用したのである。
ちなみに、以下が2011年第四半期の各デバイスの出荷数。
iOS デバイスというプラットフォーム全体を見れば、10対1以上の差を付けられているだけでなく、あまり目立たない存在である iPod touch にすら絶対数で負けてしまったのである。まさに、アップルのプラットフォーム戦略が功を奏したと言える。
Life is beautiful: iPod touch と Angry Bird に駆逐された Nintendo 3DS (via fialux)
(via appbank)